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“ジュッテンキュー”に対抗戦再び!10・9『GLEAT Ver.EX(Extra)』に参戦した光留&シュレックだが、GLEATの伊藤&飯塚とドロー!

“ジュッテンキュー”に対抗戦再び!10・9『GLEAT Ver.EX(Extra)』に参戦した光留&シュレックだが、GLEATの伊藤&飯塚とドロー!

昨年12・30『GLEAT Ver.2』に参戦したのを最後に、事実上“なかったこと”になっていたハードヒットとLIDET UWF(GLEAT)の対抗戦だが、GLEATが「GLEATvs強敵」をテーマに掲げて2022年10月9日に東京・後楽園ホールで開催した『GLEAT Ver.EX(Extra)』に、佐藤光留と関根シュレック秀樹がハードヒットを代表して参戦。第2試合でGLEATの伊藤貴則と飯塚優とLIDET UWFルールのダブルバウトで対戦した。

先発は光留と飯塚。緊張感のある立ち上がりから光留が、2021年の6・9『LIDET UWF Ver.0』でカズ・ハヤシを秒殺したフロントネックロックに捉える。うめき声をあげながらもどうにか脱出した飯塚は伊藤にタッチ。関根がタッチを求めるが、光留は「まあまあ」というジェスチャーから伊藤を見てニヤリ。見るからも重たそうな蹴りを出していく伊藤だが、光留も蹴りで応戦。テイクダウンした光留だが、伊藤はすぐに立ち上がる。猪木−アリ状態で挑発する光留だが、伊藤はグラウンドでの勝負を拒否。スタンドでの勝負を要求する。仕方なく光留は関根にタッチ。バックを取った関根は投げようとするが、伊藤は必死に堪える。グラウンドに持ち込んで足や腕を取っていく関根だが、どうにか立ち上がった伊藤。やはり猪木−アリの体勢で挑発する関根だが、やはり伊藤はスタンドでの勝負を要求。関根が立ち上がると、掌底と蹴りでラッシュをかける伊藤だが、関根は冷静にバックを取る。伊藤はこれも防御し、逆にバックを取って投げようとするが、関根も防御。ならばとコーナーに追い詰めて飛びヒザからニールキックを出すが、関根は余裕の表情。
ここで伊藤は飯塚にタッチ。飯塚の打撃ではビクともしない関根はバックを取る。飯塚はどうにかスタンディングのアームロックの体勢に。しかしスクールボーイでグラウンドに持ち込んだ関根はアキレス腱固め。悶絶した飯塚はロープエスケープ。ここで伊藤にタッチ。関根も光留にタッチすると、両者掌底と蹴りが激しく打ち合う。バックを取った伊藤だが、そのままグラウンドに持ち込んだ光留は足首固め。悲鳴をあげながら伊藤は辛くもロープエスケープ。これでポイントがハードヒット側の5-3となる。伊藤は打撃のラッシュから高角度のジャーマンで投げ捨てる。光留はあばらを押さえて悶絶。ダウンを取られながらもどうにか立ち上がった光留だが、チャンスと見た伊藤は川村亮をKOしたハイキックを叩き込むと、一気にラッシュ。自軍のコーナーに追い詰められた光留は関根にタッチ。ぐったりとうなだれる光留だが、まだまだ元気な関根は伊藤からタッチを受けた飯塚の蹴りを食らっても「効かねぇよ」と余裕の表情。残り時間1分でグラウンドに持ち込んだ関根は腕十字を狙うが、クラッチした飯塚はバックに回る。そこからサイドに回った飯塚は卍固め。ロープが近かったこともあり、関根はエスケープ。残りポイント3-3で並んだ直後に時間切れのゴング。

試合後、関根と飯塚は睨み合う。光留はすぐにリングを降りて退場。伊藤はコーナーに登って光留の背中に視線を飛ばすが、すでに光留の姿はない。関根と額をくっつけて睨み合う伊藤だが、このハードヒットvsLIDET UWFの対抗戦、NEXTは11・25ハードヒット『第1回Break through tournament』での佐藤光留vs渡辺壮馬ということになった。

【試合後のコメント】
伊藤 ドロー! ドロー……ドロー。なかったことになっていたハードヒットとドロー。俺はよ、もう負けられねえ。一番下からスタートしたんだよ! 今日からドンドン上にあがる。その予定だったけど……。ドローじゃちょっと納得いかないけど、あの二人は正真正銘このルールでは認めざるを得ないね。今日の試合、見てもらったら分かる。寝技じゃまだまだまだまだ……でも打撃やったら、俺に分があるんちがうか? 関根でもいいよ、佐藤でも! 両方めちゃめちゃやり応えのある相手だ。俺が…伊藤貴則がここからドンドンドンドン上に進むしかない! ここから絶対負けんぞ。上にいくぞ!(飯塚の肩を叩いて控室へ)
飯塚 前回のハードヒットとの対抗戦以来、どれぐらいの月日が流れたか分からないけど、今日改めて再確認しました。俺たちは! LIDET UWFはハードヒットに負けてない! 以上です。

光留 ……ないっすか? ありがとうございました(控室へ)。
関根 何も言いたくないけどねぇ……。まあ力の差はあるよ。力の差はある。(GLEAT勢は)頑張ったんじゃない? でも当てたんだからさ、当てたら倒せよって話。俺らもそうなんだけど、一瞬の攻防で一本取る、KOで決めるっていうのは必要だと思うし。でもね、今度GLEAT MMA発表したし、ほかのプロレス団体がしないことに挑戦してるっていうのはスゲーと思うし。その中で今日やった彼らがどういう立ち位置で挑戦するのか・しないのか。上に行くんだったら挑戦してほしいし。挑戦をやめたらそこで落ちていくだけだから。死ぬ気で取りに来いよってことですね。それだけです。

GLEAT Ver.EX(Extra)
日時:2022年10月9日(日)
開場:17:30
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
主催:リデットエンターテインメント株式会社

▼第2試合 LIDET UWFルール【ダブルバウト】20分1本勝負
 伊藤貴則(GLEAT)
△飯塚優(GLEAT)
20分時間切れ(残りポイント3-3)
 佐藤光留(ハードヒット/パンクラスMISSION)
△関根シュレック秀樹(ボンサイ柔術)

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