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- 試合時間
・試合時間は10分と15分の2種類とする。
・試合進行が大幅に妨げられる場合はレフリーの判断で試合を中断出来る。その場合のみ試合時間はストップする。
- ポジション定義
・ハードヒットでは、足の裏のみがマットに着いている状態、または全身が空中に浮いている状態をスタンドポジションと定義する。
・足の裏以外がマットに着いている場合をグランドポジションと定義する。
- 勝敗
・勝敗は、以下で決する。
スタンド状態における打撃、投げ技によるKO。関節技、絞め技によるギブアップ。ロストポイントの喪失によるTKO。戦意喪失によるTKO。セコンドのタオルなどの投入。重大な反則による反則負け。レフリー、またはドクターが試合続行不可能と認めた場合TKO。
- ロストポイント
・ハードヒットではロストポイント制度を用いて試合を行う。
ロストポイントは10分制の試合では3、15分制の試合では5。全てのロストポイントを消失するとTKO負けとなる。
規定試合時間を消化した場合は判定を行わない(トーナメントを除く)。その場合、保持しているロストポイントが多い方が勝者となり、ロストポイントが同点の場合は引き分けとなる。
・ロストポイントは以下の場合で1ポイント消失され、いかなる場合でも試合中に増える事はない。
レフリー判断によるスタンド状態からの攻撃によるダウン。グランド状態でのダウンの場合、ダウンは宣告されずTKO負けとなる。
関節技、絞め技を極められている状態で、ロープを手で掴む、または手首から先をロープの外に出す。この行為をエスケープと定義する。足でのエスケープも可能だが、その場合は足首よりも先がロープの外に出なければならない。頭部、臀部などでのエスケープは認められない。
- 有効技
・以下の行為を有効技とする。
あらゆる投げ技。
あらゆる関節技。
あらゆる絞め技。
あらゆる状態における手の平による打撃。
首から下への拳による打撃。
スタンド状態における膝蹴り。
スタンド状態における脛による打撃。
- 反則
・以下の行為を反則とする。なお、軽微な反則については試合を中断しレフリーの口頭注意が与えられ、中断時と同じポジションで試合が再開される。重度の反則についてはイエローカードが示されロストポイントを消失する。試合を続行する事が不可能な状態になる大きな反則行為については、レフリー判断により即刻反則負けとなる。
拳による顔面への打撃。
肘による打撃。
頭突き。
粘膜への直接的な攻撃。
背面への打撃攻撃。
頸部への打撃攻撃。
股間への攻撃。
指により頸部を押す行為。
片方、または双方がグラウンドポジション時のキック攻撃(膝蹴りを含む)。
レガースを着けていない状態での脛による打撃。
ニーパットを着けていない状態での膝蹴り。
髪を掴む行為。
コスチュームを掴む行為。なお道着などを着用した場合は、道着のみ掴む事が許される。
コスチュームでの攻撃。
場外へ逃げる行為。
場外へ相手を出す行為。
ロープ、コーナーなどを利用して攻撃する行為。
3本以下の指を掴む行為。
指を組む行為。
試合権利の無い者の試合への介入。
試合中の選手へ触れる行為。
対戦相手を侮辱する行為(選手、セコンドを問わず)。
身体にオイル等を塗る行為。なお試合に影響を及ぼさない程度の整髪料の使用は認められる。
試合で使用するコスチュームには金具などがついていてはならない。
過度のテーピングは禁止とする。拳を保護するためのバンテージは認められるが、攻撃力を高める仕様であってはならない。
ファールカップの着用は義務とする。
マウスピースの着用は義務とする。
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