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ニコプロpresents「2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament」

ニコプロpresents「2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament」

ニコプロpresents「2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament」
日時:2020年12月27日(日)
開場:17時00分
開始:18時00分
会場:東京・新木場1stRING
観衆:全日本ジュニア死んでもやめんじゃねーぞ(主催者発表)

ダークマッチ① タッグマッチ 10分1本勝負(2カウントルール)
田馬場貴裕(IMPACT)
本田竜輝(フリー)
10分00秒 時間切れ引き分け
服部健太(花鳥風月)
ランボー川村(パンクラスイズム横浜)
第1試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament1回戦 10分1本勝負(2カウントルール)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
田村男児(全日本プロレス)
7分31秒 バックドロップ→片エビ固め
飯塚優(HEAT-UP)
井土徹也(HEAT-UP)
第2試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament1回戦 10分1本勝負(2カウントルール)
イザナギ(全日本プロレス)
竹田誠志(フリー)
5分8秒 十字固め
大森北斗(全日本プロレス)
児玉祐輔(フリー)
第3試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament1回戦 10分1本勝負(2カウントルール)
岩本煌史(全日本プロレス)
阿部史典(プロレスリングBASARA)
7分15秒 ジャーマンスープレックスホールド
フランシスコ・アキラ(フリー)
植木嵩行(フリー)
第4試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament1回戦 10分1本勝負(2カウントルール)
青柳亮生(全日本プロレス)
ライジングHAYATO(愛媛プロレス)
9分9秒 高角度後方回転エビ固め
ブラックめんそーれ(全日本プロレス)
SUSHI(フリー)
第5試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament準決勝 10分1本勝負(2カウントルール)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
田村男児(全日本プロレス)
5分8秒 キャプチャードアームバー固め
大森北斗(全日本プロレス)
児玉祐輔(フリー)
第6試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament準決勝 10分1本勝負(2カウントルール)
岩本煌史(全日本プロレス)
阿部史典(プロレスリングBASARA)
10分00秒 時間切れ→体重判定により亮生&HAYATO組が決勝進出
青柳亮生(全日本プロレス)
ライジングHAYATO(愛媛プロレス)
ダークマッチ② 3WAYマッチ 10分1本勝負(2カウントルール)
若松大樹(2AW)
5分55秒 首固め
バリヤンアッキ(フリー)
岡田剛史(TKエスペランサ)
第7試合 2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament決勝戦 時間無制限1本勝負(3カウントルール)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
田村男児(全日本プロレス)
3158秒 パワーボム→エビ固め
青柳亮生(全日本プロレス)
ライジングHAYATO(愛媛プロレス)
※光留&田村が2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament優勝。

ダークマッチでは試合中もライフル銃を乱射したり、ついパンチ攻撃から「エイドリ……」と叫びそうになっていたランボーが、リング下を匍匐前進で相手コーナー下まで忍びより、コーナーの田馬場をリング下に引きずり込んでいる間に、本田と服部がシングルマッチ状態に。結局、ランボーが服部を救出することが出来ず時間切れに。

トーナメント1回戦は2カウントルール。両軍が握手を交わし、光留と井土でゴング。キックでけん制し合い、光留のタックルでグラウンドへ。立ち上がると光留がリストロック。井土がヘッドロックからショルダータックル。カウント1。田村vs飯塚になると、飯塚のヒザ十字固めが決まり、田村はロープエスケープ。横入り式エビ固めはカウント2。田村は俵返しで投げるが、飯塚が巧みに丸め込んでカウント1。PKはカウント1で返されるが、すぐに腕十字。田村がロープ。5分経過。田村の防戦が続く。田村は井土にセカンドコーナーからダイビング・ショルダーを決め光留にタッチ。光留が井土に串刺しミドルキック。井土が丸め込みからキックを連打し延髄斬り。串刺し攻撃からのブレーンバスターはカウント1。残り3分。走り込む井土に光留がカウンターの延髄斬り。カウント1。胸へのキックもカウント1で返されるが、バックドロップで2カウントが入った。

ゴング前に攻防を開始。北斗がイザナギとのエルボーの打ち合いを制し、マスクに手をかける。イザナギは北斗と児玉の連係を回避して反撃し、竹田にタッチ。竹田は児玉と北斗の連係を回避し、2人をまとめて投げてイザナギにタッチ。北斗がイザナギにネックブリーカードロップからダイアモンドカッター。カウント1で竹田がカット。竹田が北斗と児玉を蹴散らし、北斗にロッキンポ。イザナギが北斗を引き起こし高速ジャーマン。すぐに起きた北斗にもう一発からバズソーキック。児玉が場外から「北斗、立て!」と叫ぶ。イザナギは「クソガキが!」とダウンする北斗の顔をはたく。5分経過。北斗が隙を突いて横十字固めを決め2カウントが入った。試合後も突っかかるイザナギに北斗は金的から無想一閃。さらにイザナギのマスクを剥ぎ取るという暴挙に出た。

植木とともに入場したアキラは警察官のコスプレ。岩本の腰には世界ジュニアのベルト。阿部が合掌で植木を威嚇。岩本とアキラでゴング。アキラが素早いロープワークからゼロ戦キック。カウント1。丸め込みもカウント1。岩本の首投げを着地してみせ、植木にタッチ。阿部vs植木になると、組み合う寸前に植木が敬礼で威嚇し、これにビビッてしまった阿部が悔しがる。組み合う寸前に今度は阿部がラジオ体操のような仕草で威嚇。ならばと植木は工藤静香風のポーズで対抗するが、阿部は構わず張り手を打ち込む。阿部の串刺し攻撃をかわした植木が敬礼しながら阿部の攻撃をかわし続け、アームホイップから敬礼式の倒れ込みヘッドバット。これを阿部がかわし、フォールはカウント1。ロープに振られた植木が「確保!」と敬礼しながらフライングショルダー。代わったアキラが阿部を執ようにフォールするがカウント1。植木が「デスマッチ!」と言って金槌を持ち出すが、レフェリーがすぐに没収。その隙にアキラと植木が同時に敬礼式の倒れ込みヘッドバット。植木のフォールはカウント1。阿部はアキラに低空ドロップキックを打ち込み岩本にタッチ。岩本がアキラを攻め、5分経過。アキラはセカンドコーナーに飛び乗ってのムーンサルトアタック。カウント1。素早い動きで翻弄するアキラだが、ダイビング・ボディーアタックは岩本がキャッチしハリケーンドライバー。カウント1。残り3分。岩本のジャーマンをアキラが着地。アキラのハンドスプリング攻撃を岩本がキャッチし、阿部のエルボーからジャーマンを決め2カウントが入った。試合後、岩本と阿部は場外のアキラと植木に向けて敬礼し、植木を悔しがらせた。

寿司親父が一緒に入場し、ダンス。SUSHIと亮生でゴング。ロックアップをかわしたSUSHIが「へいらっしゃい!」。SUSHIは「ごめん」と亮生に握手を求め、亮生がそれに応じると手を引っ張ろうとするが亮生が振り払う。再度SUSHIは握手を求め「あ!」と場外を指さして隙を突いて丸め込もうとするが、これも不発に終わりマットをたたいて悔しがる。切り返し合いを展開し、めんそーれが「SUSHI、オレがいく。シャー!」とタッチを求める。めんそーれvsHAYATOになると、ロックアップをかわしためんそーれが「シャー」と手を突き出すと、HAYATOがその手を取ってリストロック。切り返し合いからめんそーれが「シャー!」で威嚇するが、HAYATOがランニング・エルボー。亮生がHAYATOとの連係攻撃を狙うも「行け!」「オマエが行け!」などと言い合いになり、亮生がHAYATOを蹴りつけて走らせるが迎撃される。HAYATOがつかまる。5分経過。HAYATOはめんそーれにカウンターのドロップキックを決め亮生にタッチ。亮生がめんそーれを攻めるが、めんそーれはサミングからブレーンバスター。セカンドコーナーからのフットスタンプは亮生がかわして延髄斬り。倒れないめんそーれがトラースキック。SUSHIvsHAYATOになると、攻勢のHAYATOがフェースクラッシャー。残り3分。HAYATOが「へいらっしゃい!」とスワンダイブ式ドロップキック。カウント1。SUSHIはカウンターのニールキック。カウント1。バックの取り合いになると、めんそーれがサミングでアシストしSUSHIがボディースラム。残り2分。めんそーれがセカンドコーナーからフットスタンプ。SUSHIがダイビング・ヘッドバットで続き、カウント1で亮生がカット。SUSHIのTEKKAMAKIをHAYATOが切り返し、フォール合戦。ともにカウント1。SUSHIがトラースキックから走り込むと、HAYATOがかわし、フランケンシュタイナーで2カウントが入った。

ここから2試合のトーナメント準決勝も2カウントルール。光留組の握手にEnfants Terriblesルの2人が応じるが、背を向けた光留組に襲い掛かり試合開始。児玉と北斗が花道で光留を抱え上げ、ヒザから落とす。今回のトーナメント、場外に出ると反則扱いのため、5カウント入った時点で負けとなるが、カウント4で光留はなんとかリングへ。光留が足攻めを受け、つかまる。北斗は光留をレフェリーに激突させ、一時レフェリー不在に。光留がカウンターの延髄斬りを決めるも、児玉が入ってきてタッチを阻止し、プッシュアップバーで光留の足を連打。光留は児玉のドラゴンスクリューをこらえて腕十字。そのまま片足を取ってのキャプチャードアームバーと移行すると、児玉の両肩をマットにつけてフォールし2カウントが入った。足に大ダメージを受けた光留は田村とセコンドに両脇を支えられて退場。

岩本とHAYATOでゴング。リストの取り合いから分かれ、阿部vs亮生になると、亮生がカウンターのドロップキック。ロープに振られた阿部が低空ドロップキックをヒザへ。亮生が腕攻めにつかまる展開。なんとかしのいだ亮生は岩本にドロップキックで反撃しHAYATOにタッチ。HAYATOが岩本を攻めるが、岩本はヒザ蹴りをボディーに打ち込んで阿部にタッチ。阿部のPKをHAYATOがキャッチするが、阿部がすぐにドラゴンスクリュー。さらにクルクルソバットを串刺し式で決める。張り手の打ち合いから、HAYATOがカウンターのトラースキックからドロップキック。阿部もカウンターのドロップキックを決め両者ダウン。岩本vs亮生になると、亮生がハンドスプリング式フライングエルボー。残り2分。ローリング式ハイキックをカウンターで決めると、HAYATOとの連係。また「行け!」と互いに言い合い、HAYATOを走らせるが、岩本がかわして亮生にSTF。その間、HAYATOは阿部にお卍固めでとらえられるが、亮生は自力でロープに逃れる。なおも名古屋コンビの連係に亮生がつかまる。岩本の大外刈りはカウント1でHAYATOがカット。残り1分。岩本がロープに引っ掛けてひねりを利かせたブレーンバスター。カウント1。垂直落下式ブレーンバスターもカウント1。残り30秒。岩本のショートレンジ・ラリアットもカウント1。再度のフォールもカウント1。さらにフォールを続けるが、亮生が返し続け時間切れのゴング。
このトーナメント、時間切れ引き分けの場合は2人の合計体重が軽いチームの勝ちとなる。大会開始前に全選手軽量した結果、岩本の体重が「89.2kg」とアナウンスされると、思わず阿部が「重いよ!」。結局、合計体重の軽い亮生組の勝利。試合後、敗れた名古屋コンビから亮生&HAYATO組に握手を求め、健闘を称え合った。

空気の入れ替え時間に行われたダークマッチでは、岡田の関節技やアッキの空中殺法に苦しめられながらも、若松がフィッシャーマンを狙ったアッキを首固めで丸め込んで勝利した。

トーナメント決勝戦は時間無制限1本勝負&3カウントルールの通常ルール。和田京平レフェリーが裁く。田村とともに入場する光留は足を引きずっており、後から亮生とともに入場したHAYATOも足を引きずっている。光留はボディーチェックの際に片足を上げられないほどのダメージ。光留組から握手を求め、亮生組が応じる。田村とHAYATOで19時50分、ゴング。ロックアップで田村が押し込みクリーンブレイク。ショルダータックルの打ち合いを田村が制すが、HAYATOがアームドラッグからセカンドロープ上からの跳び蹴り。田村が相手コーナーに押し込み、両者タッチ。光留vs亮生になると、亮生のタックルを光留が潰し、グラウンドへ。腕関節狙いを亮生がつぶして脱する。猪木アリ状態から光留がグラウンドに引き込み、足関節狙い。すぐに亮生がロープ。5分経過。光留がローキック連打で倒し、田村にタッチ。田村と亮生がエルボーの打ち合い。亮生が走り込むと田村がカウンターのバックエルボー。カウント2。代わった光留と田村がダブルのバックエルボー。光留のフォールはHAYATOがカット。亮生は光留の串刺し攻撃を迎撃し、セカンドコーナー上からヒザへのドロップキック。光留は悶絶。タッチを受けたHAYATOがヒザにドロップキックで追い打ち。コーナーに振ろうとするが、光留は走れない。亮生とHAYATOの足攻めが続き、10分経過。HAYATOの足4の字固めをロープに逃れた光留は、その後の攻撃も耐え抜き、足を蹴られながらもエルボーで対抗。HAYATOの低空ドロップキック狙いにカウンターのレッグラリアットを顔面へ放ち、さらに延髄斬りを決め田村にタッチ。田村がHAYATOにキャメルクラッチ式のスリーパーホールド。カットに入った亮生をエルボーで蹴散らす。エルボー連打でHAYATOをコーナーに押し込むと、エプロンから光留が首をとらえてフロントネックロック。「ライジング、立て!」と亮生。15分経過。田村からタッチを受けた光留がケサ固め。技を解くもHAYATOは起きられず。ダウンカウント7で体を起こしたHAYATOに田村がDDT。フォールは亮生がカット。光留のブレーンバスターを着地したHAYATOが背中にドロップキック。そしてブレーンバスターを決め、亮生にタッチ。亮生が光留にハンドスプリング式レッグラリアットからその場跳びムーンサルト。カウント2。ムーンサルトプレスはカウント2で田村がカット。亮生が田村にカウンターのドロップキック。「いくぞー!」と吠えてコーナーへ。田村が組み付き、光留がジャンピング・ハイキックで落とす。田村と光留が連続串刺し攻撃。光留のバックドロップはカウント2。すぐに腕十字へ。亮生はロープエスケープ。20分経過。光留が腕へのミドルキック連打。亮生がエルボー連打。「全然、痛く、ありません!」と光留がチョップ。亮生のチョップを受けた光留が「オマエいくつだ?」。「21(歳)です!」と亮生。「オレは今年で40歳だけど、全然痛くありません!」と光留がまたチョップ。そして胸を出すが、亮生はヒザに低空ドロップキック。亮生の串刺し攻撃は光留がかわしてジャンピング・ハイキック。光留のパワーボムに合わせて田村がダイビング・ショルダーを決める合体攻撃から、光留が腕十字。HAYATOがカット。光留が亮生をロープに振ってミドルキック。亮生がすぐに延髄斬り。両者ダウン。田村とHAYATOにチェンジ。田村がショルダータックルから串刺しショルダータックルを2発。バックフリップはカウント2。ダンロックはHAYATOがロープ。田村の突進をかわしたHAYATOがロープにもたれる田村にエプロンからトラースキック。25分経過。「勝つのはオレたちだ!」とHAYATOがスワンダイブ式ドロップキック。カウント2。ファルコンアローもカウント2。スワントーンボムは田村が剣山で迎撃。光留がHAYATOにバックドロップ。続いて田村が逆エビ固め。HAYATOがロープに噛みついてエスケープ。吠えた田村が走り込むとHAYATOと亮生がダブルのドロップキックで迎撃。亮生が場外の光留にトルニージョ。HAYATOが田村にダブルアーム式エメラルド・フロウジョンの体勢になり、ヒザ蹴りを連打してから決め、カウント2。スワントーンボムはカウント2で光留がカット。光留が亮生のローリング・ハイキックをキャッチしてアンクルホールド。田村はHAYATOとナックルとエルボーの打ち合い。30分経過。両者フラフラになり、田村が走り込んでラリアット。カウント2。ショートレンジ・ラリアットを受け止めたHAYATOに田村が走り込んでもう一発。カウント2。吠えた田村が引き起こしてパワーボムを決め3カウントが入った。

試合後のリングで4選手はしばらく倒れ込んだまま。光留と田村が勝ち名乗りを受け、優勝セレモニーへ。優勝トロフィーの贈呈となるが、その前に光留と田村が亮生とHAYATOを起こして握手を求め、2人が応じる。光留と田村がトロフィーを受け取り、亮生とHAYATOは退場。マイクを持った光留が「すべての『今年はコロナだからジュニアリーグなくても仕方ねえ』って思ったヤツ、『佐藤光留、青柳亮生に負けて何が全日本ジュニアだ』と思ったヤツ、全員まとめてザマーミロだ! これだけは言っとくぞ。どんなに周りが仕方ないと言っても、無理だと言っても、俺の中の全日本ジュニアだけは、絶対に死なない! ただ、今日はもう限界です! 新しい2012年からのこの地続きの全日本ジュニア、もちろん田村男児が締めてもいいよね? 意外とこう見えてよ、パーティー野郎なんだよ、コイツは。手拍子くれよ」とアピール。照れながらもマイクを受け取った田村は「本日はご来場いただき、ありがとうございました。俺たちの来年の世界ジュニアの応援をよろしくお願いします! ありがとうございました!」と締めのマイク。その間、光留は倒れたまま天を指さし続けていた。その人差し指は“一番”というアピールか、それとも天国のあの人への報告か。

【試合後のコメント】光留 見たか? 全日本の売りはヘビー級かもしれないが、全日本ジュニアは見てのとおり、生きて、生きて、生きまくってるぜ。聞こえるんだよ。いつもどの会場も、家にいたって、どこにいたって聞こえるんだよ。ヒゲもじゃの目ぇ細い人の声がさ、聞こえるんだよ。オレたちはまだ死んでねえんだよ。2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORYチャンピオンは、佐藤光留と田村男児だ。
ーー今回、この大会を自ら主催し、主催者として優勝出来たのは感慨深いですか?
光留 いや、何が感慨深いって、自分で全日本プロレスを生かしたことですよ。その上で勝ったんだ。佐藤光留も生きた、全日本ジュニアも生きた。負けたヤツの目見てみろよ。死んだヤツ一人でもいたか? 誰もいねえよ。今日出たヤツ全員、全日本ジュニアだよ。出てねえヤツも全日本ジュニアだ。生きるんだよ! 生きて生きて生きまくるんだよ、全日本ジュニアは! まだまだ死んでねえし、死んでもやめねえよ。
田村 来年も、2021年、全日ジュニアはもっともっと上がっていきます。
光留 進化していくぜ。Evolutionだからな。
田村 もっともっと上がって、もっとステップアップして、もっと飛躍して来年を迎えていきたいと思います。
光留 守れよ、世界タッグ、暴走大巨人。ジュニア最強チームがオマエらの寝首を刈ってやる。おい、遠い太陽系の中ではジュニアだってヘビーだって変わらないんだよ。最強と最強で闘ってやったっていいんだぞ。オマエから頭を下げてこい、諏訪魔!

ーー田村選手にとってジュニアでは初めてのタイトルとなったが、自信になりましたか?
田村 そうですね。しかもJr.TAG BATTLE OF GLORY、一応初出場なんで。
光留 そうか。オマエすげえな!
田村 一応、1DAYトーナメントも初めてなんで、なかなか初めての経験をすることが多くて。
光留 さすが茨城の星。松居直美が黙ってねえぞ。
田村 磯山さやかがいいです(照)。
光留 あ、そう?
田村 そうですね。いろいろ経験することができました。あとはもう言うことないです。
光留 今日は納豆だ。
田村 そうですね。納豆食べて。
光留 松居直美納豆だ。
田村 松井直…磯山さやかも。
光留 あ、そうか。頑なだな、あんた。
田村 磯山さやか好きで。
光留 OK!
田村 すいません(照)。

HAYATO 全日本ジュニアタッグのテッペンに届かなかった。ここでテッペン獲れないんだったら、こんな名前変えてしまいたい。そう思ったけど、今回俺らが負けたのは、俺がコイツ、青柳亮生っていう選手をまったく知らなかったから。コイツともっと知り合う機会がほしい! 次の全日本プロレス、千葉で俺とコイツのシングルマッチを組んでください!
亮生 確かに今回、何とか決勝まで来られたんですけど、結局連携ってものを何も考えてこずにここまで来たっていう。互いの実力っていうのは確実にあるんで。でもまだ分かり合えてないところっていうのを、コイツが言ったようにシングルで。そこでクソみたいな結果だったら、僕は(タッグを)組むつもりはないんで! それだけよろしくお願い致します(先に控室へ)。
HAYATO ふぅ……僕はこのあと絶対、全日本ジュニアでライジングします!

なお、この大会の模様はニコニコプロレスチャンネルで、2021年1月3日までPPV視聴可能です。

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