Read Article

ニコプロpresentsハードヒットCHALLENGE

ニコプロpresentsハードヒットCHALLENGE

ニコプロpresentsハードヒットCHALLENGE
日時:2019年3月3日(日)
開場:16:00
本戦開始:17:00
会場:東京・王子ベースメントモンスター
観衆:181人(チャレンジャー=主催者発表)

第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
大村友也(闘真)
3分01秒 ヒールホールド
石坂ブライアン(花鳥風月)
第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
安藤雅生(フリー)
3分55秒 KO(ジャーマンスープレックス→10カウント)
服部健太(花鳥風月)
第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
阿部諦道(浄土宗西山深草派)
10分00秒 時間切れ引き分け
中台戦(TEAM OVER KILL)
第4試合 シングルマッチ 10分1本勝負
田馬場貴裕(ねわざワールド品川)
3分46秒 チキンウイング・アームロック
ニンジャ・リー(ファイトオブザリング)
第5試合 グラップリングマッチ 10分1本勝負
依光健太郎(GG行徳ロッキー川村ism)
1分23秒 チョークスリーパー
フランシスコ玉川(玉川プロレスリング)
第6試合 シングルマッチ 10分1本勝負
クリスMAN太郎(クリス事務所)
10分00秒 時間切れ引き分け
小池秀信(GRABAKA)
第7試合 シングルマッチ 10分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION)
5分41秒 TKO(3ロストポイント)
井土徹也(HEAT-UP)
第8試合 唐澤志陽MV撮影エキシビションマッチ(限りなくボクシングに近いルール)3分3R
唐澤志陽(M16 TOKYO)
エキシビションマッチのため勝敗なし
ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
セミファイナル タッグマッチ 15分1本勝負
関根シュレック秀樹(ボンサイ柔術)
渡邊龍太朗(DDT松山)
13分16秒 足首固め
鈴木秀樹(フリー)
飯塚優(HEAT-UP)
メインイベント シングルマッチ 15分1本勝負
鶴巻伸洋(フリー)
7分44秒 洗濯ばさみ
清水来人(夢闘派プロレス)

プロデューサーとしてリングに上がった佐藤光留は「この大会はもっと少人数で実験的なことをやろうと思ったのですが、予定より今2.8倍の売り上げをあげて、チケットを買っていただいた皆様のお陰でマジメにやらなきゃいけなくなった、そういう大会です。半分本気、半分冗談なんですけど、ずっとハードヒットに出たい選手、こっちとしても見てみたい選手っていうのは沢山いたんですけど、いかんせんハードヒットの本戦に出ている選手はデキがいいもので。なかなか入れ替えがない。出たいっていうなら一発やってみてもらおうってことで、今流行りのスピンオフ的な感覚でこの大会を企画しました。で、試合数も10試合。誰だコイツみたいなヤツばっかりじゃいけないんで、関根シュレック秀樹と鈴木秀樹を向かい合わせたりして、ボクがリングアナウンサーで早着替えしてやろうと思ったんですけど、そうもいかなくなりまして! 急遽川村の嫁にリングアナを頼むと。開場してからもアナウンスが一切ないのは当たり前。主催者がリングアナなのでバタバタしてますので。上で待っている選手はもしかしたら今日勝てない、今日面白くないだと明日がないです。次回のハードヒットの参戦は見送ると。次回以降も見送るとキッパリ明言しました。これは会場が王子だとか新木場だとか新宿FACEとか関係なく、ハードヒットとはどういうものか、そしてこういうものだとつくりあげてきたのはもちろん選手、そして見ているお客さんの考えているハードヒットが形になったものです。それにそぐわない、進むことのない選手っていうのはボクはもういらないと思っていますので、それは明言しました。なので今、上はめちゃめちゃピリついています。正直、ちょっとボクも怖いです。けど安心して見られる興行も多いと思いますが、安心して見られない危険は興行、でもその中で人を倒す、格闘技としてのプロレスを取り戻す興行っていうのがあってもいいと思っていますので、自分も含めて選手は明日なき闘いで一生懸命頑張りますので、気に入った選手には声援を! 気に入らない選手……罵声はちょっと少なめにしていただければと思います」と挨拶すると、すぐにスタッフブースに移動して特別リングアナとして自ら全対戦カードをアナウンスしてせみた。

第1試合は大村友也vs石坂ブライアン。大村は腕組みにしながら至近距離からガンを飛ばす。右ミドルを積極的に出す大村に対し、掌底を伸ばしていく石坂。右ミドルと右ローを当てながら掌底の打ち合いにも応じた大村はローでダウンを奪う。カウント6で立ち上がった石坂だが、大村はなおもロー。タックルを合わせてテークダウンを取った石坂はバックを取ってスリーパー。大村はエスケープ。右ミドル、掌底とヒットさせた大村は、前転しながら足に絡みつくとヒールホールドを極めてタップを奪った。

第2試合は安藤雅生vs服部健太。タックルを仕掛けていく服部だが、安藤はテークダウンを許さない。それでも蹴り脚をキャッチしてテークダウンを奪った服部だが、脇を差して立ち上がった安藤。しつこく足を取りにいった服部はフロントネックロック。しかし持ち上げた安藤はそのままマットに叩き付けると、アームロックを狙う。回転しながら逃れようとする服部は、辛くもエスケープ。胴タックルから回転体でバックマウントを取った服部だが、スイープした安藤。ならばと服部はビクトルヒザ十字。エスケープした安藤。服部は片足タックルからバックに飛び付くが、前方に落とした安藤はバックを取ってジャーマン。服部は10カウント以内に立ち上がれずKO。

第3試合は阿部諦道vs中台戦。プレッシャーをかけていく中台に対し、フェイントを入れて揺さぶる阿部。組み付いてテークダウンを奪った中台だが、スイープして上になった阿部。すぐにスイープし返した中台はサイドポジション。阿部もスイープして掌底を顔面に叩き込むと腕十字を狙う。防御した中台は上から掌底。下になった阿部だが、うまく腰を浮かせてスペースをつくるとアキレス腱固め。エスケープした中台だが、ローを蹴っていく。阿部もローを返すと、タックルでテークダウンを奪う。アンクルホールドを狙う阿部だが、中台は胴絞めスリーパーで切り返す。そこからマウントにスイッチした中台だが、阿部はカメになる。上になった中台は強烈な掌底を振り下ろすと、ヒザ十字固めへ。これは阿部も堪らずエスケープ。スーパーマン掌底から組み付き、後方回転して上になった中台は顔面に掌底を入れながら腕十字へ。うまく防御して上になった阿部はアンクルホールドへ。今度は中台がうまく防御したが、阿部はニーオンザベリーからマウントを取ると肩固め。しかしパワーでスイープした中台は立ち上がってスタンド勝負を要求。阿部がロー。中台の掌底が頭部をかすめてフラついた阿部だが、ローリング掌底でダウンを奪う。立ち上がった中台は突進してきた阿部にカウンターの掌底を叩き込むと、ジャンピングハイでダウンを奪い返す。カウント9で立ち上がった阿部。一気に掌底で仕留めようとする中台だが、テークダウンした瞬間に阿部は腕十字を仕掛ける。これも決まらずスタンドに。コーナーに押し込んで倒した中台だが、残り30秒を切ったところで自ら立ち上がる。頭を下げて前進しながら掌底を打っていく中台に対し、ややもらいながらも後退する阿部。しかし、ここで時間切れのゴング。お互いに一発ずつ張り手を打ち合って健闘を称え合った。

第4試合は田馬場貴裕vsニンジャ・リー。バックを取ってテークダウンを奪った田馬場だが、上になったリーは掌底の乱れ打ち。さらにオモプラッタからバックを取ったリーだが、田馬場も足に絡みつく。振り解いて立ち上がったリー。積極的に打撃を出していったリー。ガードを固める田馬場だが、コーナー際まで追い詰め、ハイキックでダウンを奪ったリー。ミドルをキャッチしてロープに押し込んだ田馬場は肩固めの体勢でグラウンドへ。そこからアームロックに捉えるが、リーがも逃れて立とうとする。そこを再びアームロックに捉えると、今度はガッチリと決まってタップアウト。

第5試合は依光健太郎vsフランシスコ玉川のグラップリングマッチ。組み付いてきた玉川を払い腰で投げた依光。すぐに立ち上がった玉川だが、依光はタックルからテークダウン。バックマウントを取った依光は一気にスリーパーに捉えてギブアップを奪った。

第6試合はクリスMAN太郎vs小池秀信。組み付いたクリスMANはテークダウン。小池は下からアームロックを狙っていく。防御したクリスMANはサイドにパスするが、小池は再びアームロックへ。防御しながらバックを取ったクリスMANだが、小池はフロントネックロックへ。さらにアームロックを狙うが、防御したクリスMANはアキレス腱固めへ。サイドにパスしたクリスMANはマウントへ。クリスMANが肩固めを仕掛けると小池はエスケープ。組み付いてから払い腰でテークダウンを奪ったクリスMANだが、小池は足を取る。うまく防御して上になったクリスMANだが、小池もなかなか攻めさせない。逆に上になった小池がヒールホールドを極めると、クリスMANはエスケープ。タックルを仕掛けたクリスMANだが、足払いで逆に投げて上になった小池。しかしスイープしたクリスMANに対し、小池は下からオモプラッタ。さらに腕十字に捉えるが、クラッチしながら防御したクリスMAN。ならばと下から三角絞めを仕掛ける小池だが、首を抜いたクリスMANは掌底を打ち落とす。下から三角と思わせておいて、足を取って回転した小池はアームロック。クリスMANも防御するが、小池はアンクルホールドを仕掛ける。しかし、ここで時間切れのゴング。

第7試合は佐藤光留vs井土徹也。この試合からロッキー嫁のエイドリアンが特別リングアナ。積極的にローを蹴っていく井土。ローからのミドルと連打するが、光留は強烈なローを返す。同じ場所に左ローを入れる光留だが、井土はタックルでテークダウンを奪う。しかし下からコントロールした光留が、逆にサイドを取る。上になった光留は猪木−アリからボディにパンチを落とす。下からアームロックを狙った井土だが、ボディへのパンチで振り解いた光留。立ち上がった井土だが、光留は右の掌底から左の掌底を顔面に叩き込む。井土も退かずに前進するが、光留は左ローを的確に入れていく。タックルでテークダウンを奪った井土は上から掌底を入れていくが、光留は下からレッグスプリット。エスケープした井土。左ローを入れていく光留。効いている様子の井土はついにダウン。カウント8で立ち上がったが、光留は同じ箇所を徹底的に蹴っていく。蹴り脚をキャッチしてバックマウントを取った井土は胴絞めスリーパー。しかし光留はレッグロックで切り返して脱出して立ち上がる。さらに左ローを食らって井土がダウンしたところでロストポイントがなくなり、光留がTKO勝利。

第8試合は唐澤志陽vsロッキー川村の唐澤志陽MV撮影エキシビションマッチ(限りなくボクシングに近いルール)3分3R。1R、積極的にジャブで前に出る唐澤に対し、余裕のジャブで応戦する川村。さらにボディブローを一発入れると、唐澤のパンチをいなしながらガードを固める唐澤に対し、上下にパンチを入れていく。唐澤もワンツースリーとパンチを入れていくが、川村のストレートが川村の顔面にヒット。川村が余裕を見せながら、唐澤のアゴにパンチを入れていく。2R、距離を詰めていく川村に対し、退かずにパンチで応戦する唐澤。すると川村はアッパーから左右の連打。だが、唐澤のカウンターパンチに川村が後退。一気に前に出た唐澤だが、川村はクリンチ。オーバーハンドのフックがヒットし、川村がフラつく。またもクリンチで凌いだ川村だが、ボディブローからのワンツーで応戦。唐澤も打ち返し、もつれ合う両者。コーナーに追い詰めてボディブローを叩き込む川村。3R、体格で上回る川村は圧をかけていき、ボディブロー。ガードを固める唐澤だが、川村はその上から強烈なパンチを叩き込む。ならばと唐澤も至近距離での打ち合いに応じるが、ついにダウン。カウント8で立ち上がった唐澤だが、川村は一気に距離を詰めてボディに連打。だが、唐澤もテンプルにパンチを叩き込んでダウンを奪い返す。両者、至近距離で殴り合うがフラフラ。ロープ際に追い詰められた唐澤がフックをクリーンヒットさせると、川村が抱きつくように倒れ込み、そのまま時間切れとなった。

セミファイナルは関根シュレック秀樹&渡邊龍太朗vs鈴木秀樹&飯塚優。この試合から再び、佐藤光留が特別リングアナ。鈴木は握手に応じないが先発を買って出る。しかし渡邉が先発で出て来ると飯塚にタッチ。お互いにビシビシ蹴っていくと渡邉が組み付く。カニ挟みクラッチを狙った飯塚だが、防御した渡邉。グラウンドでの攻防からマウントを取った渡邉は掌底を打ち下ろす。しかし飯塚はヒザ十字で切り返し、エスケープを奪う。ローを連打した飯塚だが、ガブった渡邉はフロントネックロック。これで飯塚はエスケープ。バチバチとした攻防から飯塚を自軍のコーナーに押し込んだ渡邉が関根にタッチすると、飯塚も鈴木にタッチ。コーナーに鈴木を押し込んでフォアアームを叩き込んだ関根だが、鈴木も手首を取って捻りあげると、猪木−アリの体勢に。下からビクトルヒザ十字を狙った関根だが、鈴木はどうにか防御してバックを取る。ワキ固めで切り返した関根だが、鈴木もヘッドシザース。上になった関根はボディに掌底を落とすと、アームロックを狙う。腕を抜いた鈴木は背後に組み付くが、関根も逆にバックに回って胴絞めスリーパーへ。ここで鈴木がエスケープ。足に絡みついた鈴木に対し、関根も足関節を狙うが、鈴木はヘッドロック。ここで関根は渡邉にタッチして逃れた。渡邉は相手コーナー前に立ちふさがってタッチを阻止。鈴木は渡邉を突き飛ばしてテークダウンするが、下から腕十字を仕掛ける渡邊。だが、冷静に足首固めで切り返した鈴木。渡邉がエスケープすると、鈴木は飯塚にタッチ。渡邉も関根にタッチすると、飯塚はローを連打。組み付いていった関根はバックを取ると胴絞めスリーパー。必死で逃れた飯塚はソバットから掌底。組み付いた関根にビクトルヒザ十字を仕掛ける飯塚だが、関根は背中への掌底から思わず蹴り。口頭注意を受けた関根に飛び付き腕十字を仕掛けた飯塚だが、関根は倒れることなく腕を抜いて掌底をバッチンバッチン入れていく。アームロックを狙った関根だが、鈴木がタッチ。いきなりその場跳びドロップキックで関根の巨体を吹っ飛ばしてみせた鈴木だが、関根は手四つからグラウンドにねじ伏せると腕十字の体勢に。鈴木が防御するとフルネルソンにスイッチした関根だが、投げられず渡邉がタッチ。鈴木のタックルを潰して胴絞めスリーパーを仕掛けた渡邉だが、鈴木は首を抜くとレッグロックで思いきり捻りあげてギブアップを奪った。鈴木に詰め寄った関根が握手を求めるが、鈴木は応じずにリングを降りた。

メインイベントは鶴巻伸洋vs清水来人。握手を求めた鶴巻に対し、その手を払った清水。詰め寄っていった鶴巻にタックルを仕掛けてテークダウンを奪った清水はいきなり腕十字でエスケープを奪う。胴タックルを仕掛けた清水だが、鶴巻はフロントネックロックに捉える。しかしそのまま持ち上げた清水は掌底。鶴巻も掌底を打ち返していくが、清水はロックボトムのような形で叩き付けると腕十字へ。清水はアームロックにスイッチするが、鶴巻はエスケープ。鶴巻はロー、前蹴り、ミドル。なかなか懐に入れない清水だが、低いタックルから足に絡みつく。だが、サイドにパスした鶴巻はヘッドロック。首を抜いた清水はスピニングチョークからボディへのパンチを落とす。マウント掌底から腕十字を狙った清水だが、立ち上がった鶴巻。組み付こうとする清水をニーリフトで止めた鶴巻はハイキックでダウンを奪う。カウント9で立ち上がった清水は、右ハイキックをガードの上からもらいながらもどうにか組み付くが、上になった鶴巻は両足で清水の左足を挟んで関節を極める。清水は悲鳴をあげながらエスケープ。胴タックルからマットに叩き付けた清水は腕十字を狙うが、カメになる鶴巻。どうにか崩したい清水は俵返しで強引に投げると一気に腕十字を仕掛ける。クラッチが切れた鶴巻は辛くもエスケープ。組み付いての払い腰を決めた清水だが、鶴巻は両足で首を挟む洗濯ばさみを極めると、清水はタップアウト。ハードヒットの門番として砦を守った鶴巻は清水の健闘を称えた。

【プロデューサーの大会総括】
ーー総括をお願いします。
光留 意外な人が面白かったです。
ーーほう。とくに誰が?
光留 名前は言わないです。ファン目線で見て面白かった人、プロデューサー目線で見て面白かった人、面白そうだなと思ったのに面白くなかった人、コイツはぜってぇねえだろうと思ったのに面白かった人、いろんな人がいて(笑)CHALLENGEしてよかったなと思いましたね。
ーー今回はスピンオフ的な企画でしたが、やってみていかがでしたか。
光留 結局スピンオフだと思っているのはボクだけで、ハードヒットを支えてくれているファンの人、選手の情熱はプロデューサーは「まあスピンオフでいいや」と思っているものを、本戦と変わらないくらいの熱量に押し上げたなって感じですね。規模はどうしてもスピンオフだし、ギャンティもスピンオフなんですけど、今日の大会で面白かった人は次、本戦に呼ばれて出ると思いますし、負けていられないですから。
ーーセミの鈴木選手とシュレック選手のぶつかり合いは、お客さんもとくに沸いていました。今後シングルも見たいなという声があがりそうですが。
光留 そうですね。見たいですけど、何よりボク、次(シュレックと)シングルが決まってますから(苦笑)。割り込んでくるんじゃないよって! 割り込まれるほうが悪いですけどね。
ーーシュレック選手もプロレスデビューしてから、とくにこのハードヒットにはだいぶ馴れてきた感じがしますが、近くで今日の試合をご覧になっていかがでしたか。
光留 馴れたらボクの勝ちだなと思うんですけどね。シュレック選手が中途半端にプロレスに馴れたらボクの勝ちだと思います。馴れてないほうが怖いですね。柔術でもそうだし、キックでもそうですよ。馴れていない時に必死で来るパワーや勢いが凄い人って怖いんですよ。馴れてうまくやろうとしたら、そりゃボクだって20年やってますから。
ーーそういう意味では馴れるか、まだ馴れていないかのベストなタイミングでシングルをやる感じですかね。
光留 プロデューサーが権限を使って一番勝てそうな時に選んだみたいな言い方をされたらね。こっちだって黙っちゃいねぇぞ(苦笑)。このままいろんな選手と闘っても面白いんですけど、ちょっともうシュレック選手と誰がやるんだって感じですから。そしたらもうボクが行くしかないですね。
ーー次回大会が6月8日とすでに発表されていて、今日の『死なば諸共』公開収録の際に大物空手家の参戦などを臭わせていましたが、ビッグマッチ級のカードが並ぶ予定?
光留 今日もチケットが結構売れちゃってるんですよ。どうしようかなって。
ーーまだ1カードしか発表されてないのに!
光留 もう割とないんですよ。どうすりゃいいんだろう……嬉しい悲鳴ですけど、これからだと思うのでガンガンいきます!
ーーもっと攻めていく?
光留 そうですね。はい!
Return Top